
名古屋駅地区再開発で誕生する新ビル
Image by: 名古屋鉄道
名古屋鉄道、名鉄都市開発、日本生命保険、近畿日本鉄道、近鉄不動産の5社が、「名古屋駅地区再開発計画」の事業化を発表した。
同計画は、行政主導のリニア関連プロジェクトとの整合を図ると共に、名鉄名古屋駅の拡張などの地域交通拠点の形成や、都心部の賑わい創出を目的に始動。「世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ」をテーマに、駅前に唯一無二のランドマークをつくることをヴィジョンに掲げ、敷地面積約3万2700平方メートルを対象に大規模な再開発を行う。
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建物は地下2階、地上31階構造で、高さ約172メートルの高層ビルを建設。北街区と南街区で構成し、北街区にはオフィスや商業施設、鉄道駅が、南街区にはホテルやオフィス、バスターミナルが入居する予定だ。延床面積は約52万平方メートル。
南街区のホテルは、ハイアットホテルズコーポレーションの最高級ライフスタイルブランド「アンダーズ」を誘致。同ブランドとしては中部初進出で、虎ノ門ヒルズに入居する「アンダーズ 東京」に続いて国内2軒目となる。延床面積は約2万7000平方メートルで、客室は約150室を用意。開業は2034年度を予定している。
再開発計画ではこのほか、駅の南北を繋ぐ歩行者ネットワークや、空飛ぶクルマなど次世代の交通手段にも対応したスーパーモビリティハブ機能の整備に加えて、高速路線バスの一元的な集約などに着手する。開発スケジュールは、2026年度に解体着工、2027年度に新築着工し、2033年度に1期本工事竣工、2040年代前半に2期本工事竣工を計画している。
最終更新日:
■名古屋駅地区再開発計画の計画概要
事業主体:名古屋鉄道株式会社、名鉄都市開発株式会社、日本生命保険相互会社、近畿日本鉄道株式会社、近鉄不動産株式会社
対象地:名古屋市中村区名駅一丁目2番ほか
敷地面積:約3万2700平方メートル
■計画建物
延床面積:約52万平方メートル
階数:地上31階、地下2階
高さ:約172m
設計:日建設計
■開発スケジュール
2026年度:解体着工
2027年度:新築着工
2033年度:1期本工事竣工
2040年代前半:2期本工事竣工

名古屋駅地区再開発で誕生する新ビル
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